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北海道の網走市郊外の能取湖(のとろこ)にはサンゴ草の大群落があります。このサンゴ草は毎年9月中旬には紅葉し、真紅になります。 この草は海水が入る汽水湖の湿地にのみ育つ一年草です。アカザ科の葉のない高さ10-20センチほどの茎だけの草ですが、色や形がサンゴに似ているところからサンゴ草と呼ばれています。 ただ、この真紅になるピークが1週間ほどしかありませんので、なかなか見る機会には恵まれません。たまたま、今年は例年よりも赤くなるのが遅かったために、9月下旬でしたが、運良く見ることができました。 見事に広がる大群落には展望用の通路も作られています。1本1本は小さな草ですが、これだけまとまると、見事ですね。 |